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家の売却と購入どっちが難しい?高く家を売るコツと安く家を買うポイントを解説

不動産情報・知識・アドバイス

松本 親幸

筆者 松本 親幸

不動産キャリア29年

㈱フォローウィンドコーポレーションの
別称:大阪空き家・長屋買取センターです!

個人的には今までの不動産業経歴において
1500件超のお取引に関わっております。

どんな物件買取もお任せ下さい!

若い時にはリフォームの仕事も経験済。
売主様には査定時に買取価格を算出します!

家の買取や売却のご依頼・ご相談は
ワンちゃんと古い家が大好きな白髪交じりの
私・松本が全てご対応いたします!

自宅の売却と新居の購入を同時に考えると、高く家を売ることと安く家を買うことのどっちが難しいのか、悩んでしまう人は少なくありません。
さらに、相場を意識しながら有利な条件を引き出そうとすると、価格交渉のタイミングや進め方で不安を感じやすくなります。
しかし、ポイントを整理しておくことで、売却も購入も無理なく進めることができます。



この記事では、家の売却と購入のどちらが難しいのかを比較しながら、高く売却するための注意点と、安く購入する際のリスクや落とし穴をわかりやすく解説します。
そのうえで、売り先行か買い先行かといった進め方も含めて、後悔しない住み替えの考え方をお伝えします。

高く売るvs安く買う「どっちが難しい?」



家を高く売りたい売主と、できるだけ安く買いたい買主の間には、常に「相場」をはさんだ綱引きがあります。
不動産は一つ一つ条件が異なり、周辺の取引事例や路線価などをもとに「妥当と考えられる価格の幅」がある程度決まります。
そのため、相場から大きく外れた高値で売ることも、大幅な値引きで安く買うことも、どちらも実現しにくいのが現実です。
売却・購入のどちらを優先するか考える際には、この「相場の壁」を理解しておくことが、とても重要になります。

売主は「少しでも高く売りたい」という気持ちから、希望価格を高めに設定しがちです。
一方、買主は住宅ローンの返済負担などを考え、「少しでも安く購入したい」という心理が働きます。
ただし、実際の価格交渉は、双方の希望だけでなく、他の購入希望者の有無や、市場全体の動きなど、多くの要素に左右されます。
そのため、売主・買主それぞれの本音と事情を踏まえつつ、現実的な落としどころを探る作業が必要になります。



では、「高く売る」と「安く買う」は、どちらのほうが難しいのでしょうか。
売却側では、相場より高すぎる価格設定をすると、内覧数が伸びず、販売期間が長期化し、結果として値下げせざるを得なくなる場面が生じやすくなります。
一方、購入側では、人気の高い条件の物件ほど、他の購入希望者と競合しやすく、値下げどころか、条件面で譲歩しなければならないこともあります。
このように、市場の状況や物件の条件によって、「高く売るほうが難しい」と言える場面もあれば、「安く買うほうが難しい」と感じられる場面もあるため、両方の可能性を意識しておくことが大切です。

項目 高く売る場面 安く買う場面
相場との関係 相場超えの高値狙い 相場以下の大幅値引き
市場の状況 購入希望者が少ない時期 人気条件で競争激しい時
交渉の難しさ 強気価格での合意形成 売主に納得させる根拠提示

家を「高く売却」するむずかしさと注意点



まず理解しておきたいのは、査定価格はあくまで「売却予想価格」であり、実際の取引で成立する価格とは必ずしも一致しないという点です。
査定は周辺の取引事例や相場、物件の状態などをもとに、「この条件なら成立しやすいであろう水準」を示したものとされています。
一方で、市場全体の動きや買主側の資金計画などによって、最終的な売買価格は変動します。
そのため、売主が一方的に高い希望価格だけを主張しても、市場相場との乖離が大きい場合には、購入検討者が集まりにくく、結果として売却の機会を逃してしまいやすいのです。



また、高い価格で売り出すほど、売却までの期間が長期化しやすいことも注意点です。
一般的に、売り出し当初はインターネット広告や店頭掲示を通じて多くの購入希望者の目に触れますが、相場とかけ離れた価格設定だと、問い合わせや内覧の件数が伸びにくくなります。
内覧数が少ない状態が続くと、一定期間ごとに価格を見直さざるを得ず、時間をかけたわりに、最初から相場を踏まえて売り出した場合と比べて有利な結果にならないこともあります。
このように、高く売ることを優先しすぎると、「売れ残り感」が出てしまい、かえって価格交渉で不利になるおそれがあるのです。



さらに、売却価格だけでなく、契約条件や設備・不具合の説明も慎重に考える必要があります。
不動産売買では、引渡し後に雨漏りや設備の故障などが見つかり、「契約不適合」をめぐるトラブルになる事例が報告されています。
売主には、知っている不具合を事前に伝え、契約書や付帯設備の一覧などを通じて、引き渡す状態を明確にしておくことが重要とされています。
高く売りたいあまり不利な情報を曖昧にすると、後から補修や代金減額などを求められる可能性があり、結果として手取り額が想定より減ってしまう危険があるのです。

項目 高く売る場合の注意点 意識しておきたい対策
価格設定 相場とかい離しやすい 査定と市場動向の確認
販売期間 長期化と売れ残り感 内覧数を見た価格調整
契約内容 契約不適合トラブル 設備状況と不具合の明示

家を「安く購入」するむずかしさとリスク



家を安く購入したいと考える人は多いですが、人気が高い地域や築年数が新しい住宅、利便性の高い住宅ほど、売出価格からの大きな値下げは期待しにくい傾向があります。
不動産の売出価格は、周辺の成約事例や需給状況を踏まえて決められるため、特に需要が強いエリアや条件の整った住宅では、売主が強気の価格設定を維持しやすいからです。
そのため「相場より大きく安く買う」ことだけをゴールにすると、そもそも候補となる住宅の数が限られたり、検討に時間がかかりすぎて希望条件の住宅を逃してしまうおそれがあります。
まずは、相場の範囲内で現実的に狙える値引き幅や、条件の優先順位を整理しておくことが大切です。



次に、無理な値引き交渉が思わぬ失敗につながる点にも注意が必要です。
一般的に、不動産の価格交渉がまとまりやすい目安は売出価格の数%から1割程度とされますが、需要が高い住宅では、ほとんど値引きに応じないケースもあります。
相場を大きく下回る価格を一方的に提示すると、売主の心証が悪くなり、他の購入希望者を優先されてしまう可能性があります。
さらに、同じ住宅に複数の購入希望者が集まると、価格交渉どころか、希望価格をそのまま提示しなければ契約の機会を逃す状況になることもあります。

また、価格だけを重視して住宅を選ぶと、住宅ローンや購入後の維持費、将来の売却のしやすさといった重要な点を見落としがちです。
住宅ローンは金利や返済期間によって総支払額が大きく変わり、わずかな金利差でも長期では数十万円以上の差になることがあります。



購入後は、固定資産税や都市計画税、管理費や修繕積立金、火災保険料など、継続的な支出も発生します。
さらに、周辺環境や需要動向を十分に確認せずに購入すると、将来売却したいときに買い手がつきにくくなり、結果として総合的なコストが高くつくおそれがあります。

安く買いにくい例 交渉が失敗しやすい例 価格以外の見落とし例
需要が高い人気エリア物件 相場を無視した大幅値引き要求 住宅ローン総支払額の軽視
築浅で条件良好の住宅 他の購入希望者が多数の物件 固定資産税や管理費の負担軽視
適正価格で反響が多い物件 購入意思が不明確なままの交渉 将来の売却しやすさの検討不足

売却と購入どちらを優先?後悔しない進め方



まず、住み替えでは「売り先行」「買い先行」「同時進行」という大きく3つの進め方があります。
売り先行は資金計画を立てやすい一方で、一時的な仮住まいが必要になる可能性があります。
買い先行は理想の住まいをじっくり選びやすいものの、売却が長引くと資金負担が重くなりやすいです。
さらに、売却と購入を同時進行で進める方法は、一見効率的ですが、契約や引き渡しの期日調整が難しくなりがちです。

次に、資金計画とスケジュール管理の観点で難易度が高くなるのは、旧居の住宅ローンが残っている場合や、売却代金を新居購入の自己資金に充てる場合です。
売り先行の場合でも、売却後の引き渡しと新居の引き渡し時期を近づける必要があり、決済日や引渡猶予など契約条件の調整が欠かせません。
また、買い先行では一時的に二重ローンとなる場合があり、つなぎ融資の利用には金利や手数料など追加の負担が生じる可能性があります。



最後に、後悔しないためには「高く売る」「安く買う」という単発の目標だけではなく、住み替え全体にかかる総コストと安心感で判断することが大切です。
総コストには、売却時の諸費用、購入時の諸費用、仮住まい費用や二重ローン期間の利息など、さまざまな支出が含まれます。
さらに、無理なスケジュールで契約を進めると、説明の不足や契約内容の理解不足からトラブルになるおそれがあるため、内容をよく確認し、納得できる計画で進めることが重要です。

進め方 主なメリット 主なデメリット
売り先行 売却額が確定し資金計画が立てやすい 仮住まい費用や引越し負担が増えやすい
買い先行 新居をじっくり選びやすい住み替え 二重ローンやつなぎ融資で資金負担増加
同時進行 仮住まい期間を抑えやすい住み替え 契約日程や引き渡し調整の難易度上昇

まとめ



家の売却も購入も、「高く売る」「安く買う」だけを追いかけると、かえって失敗するリスクが高まります。
相場や市場の動きをふまえつつ、資金計画やスケジュール、将来の売却までトータルで考えることが大切です。
そのうえで、ご家族の事情や希望に合った進め方を一緒に整理すれば、無理のない住み替えが実現できます。
当社では、売却と購入の両方を見すえた個別相談を行っていますので、「うちの場合はどう進めるのが安心か」を、まずはお気軽にご相談ください。

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