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マイホームの住所変更登記はいつから必要?注意点と申請期限を確認しよう

不動産情報・知識・アドバイス

松本 親幸

筆者 松本 親幸

不動産キャリア27年

㈱フォローウィンドコーポレーションの
別称:大阪空き家・長屋買取センターです!

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マイホームを所有している方にとって、住所を変更した際の登記手続きについて、どれほど意識されていますか。令和八年四月一日から住所変更登記が義務となり、対策を怠ると罰則も科されます。本記事では、義務化の背景や対象となるケース、申請期限と過料、具体的な手続き方法、さらには今すぐ確認しておきたいポイントまで、最新情報をもとに分かりやすくご案内します。手続きの漏れがないよう、ぜひご一読ください。


住所変更登記義務化の概要と対象になるケース

2026年(令和8年)4月1日から、不動産の所有者は、引っ越しなどによって氏名や住所に変更があった場合、変更日から2年以内に不動産登記の変更を申請することが義務化されます。これはこれまで任意だった手続きが法的義務へと変更される重要なルールです 。


対象となる方対象状況申請期限
現在マイホームを所有している方2026年4月1日以降に住所変更があった場合変更日から2年以内
過去に住所変更したが未登記の方2026年3月31日以前に変更があった場合2026年4月1日~2028年3月31日の間
不動産を既に所有しているが意識していなかった方すでに未登記状態で該当同上

特に、マイホーム購入後に引っ越しをして登記をしていないまま放置している方や、過去に住所が変わっていても未登記のままの方も、この義務の対象になります 。

この義務化の背景には、相続登記の放置や住所変更登記の未了によって、所有者不明土地が増える問題への対策が大きく関係しています。所有者不明の土地は管理されず、地域の治安や防災に支障をきたす事例も多く、社会課題として注目されているためです 。


登記申請の期限と過料(ペナルティ)の注意点

マイホームの住所変更があった場合、登記名義人には、変更日から「2年以内」に住所変更登記を申請する義務が課せられます。この制度は、個人・法人を問わず適用され、期限を過ぎると法に基づく対応が必要となります。例えば、2026年7月15日に引っ越しをされた場合は、2028年7月14日までに申請しなければなりません。


 また、改正法施行日前(2026年4月1日より前)に発生した住所変更についても、未登記であれば対象となります。ただし、経過措置として、施行日から2年以内、つまり2028年3月31日までに申請すれば義務違反とみなされません。この猶予期間を活かして、過去の住所変更の有無もあわせて確認しておくことが大切です。

もし、正当な理由なく申請期限を過ぎてしまった場合、「5万円以下の過料」が科される可能性があります。過料は罰金ではありませんが、金銭的な負担であり、公的なルール違反とみなされるため、注意が必要です。


 以下に、内容を表にまとめましたのでご確認ください。

項目 内容
申請期限 住所変更から2年以内
施行前の住所変更 2026年4月1日から2028年3月31日までに申請すれば猶予対象
期限超過の影響 5万円以下の過料が科される可能性あり


手続きの方法と負担軽減策(スマート変更登記など)

マイホームをお持ちの方がご自身で住所変更登記を行う場合、以下の書類が必要です。まずは法務局の窓口またはオンラインにて、必要事項を記入した申請書をご用意いただき、「登記原因証明情報(例えば転居を証する住民票の写しなど)」を添えて提出します。オンライン申請には電子証明書が必要なことがありますし、管轄の法務局によっては持参や郵送にも対応しています。まずは最寄りの法務局に確認して手続きを進めてください。


専門用語を交えず、なるべく簡単にご説明します。

専門家に依頼する場合は、司法書士に「住所変更登記」をお願いすることが可能です。依頼の際には、ご自身に代わって必要書類の作成や法務局への提出を行ってくれます。料金や依頼方法は司法書士によって異なりますが、専門家のサポートにより、手続きの煩わしさを軽減でき、ご自身の負担が少なくなります。


 さらに、負担を大きく軽減できる制度として、法務局が職権で住所変更登記を行う「スマート変更登記」が利用できます。この制度を活用するためには、所有者として事前に「検索用情報の申出」をする必要があります。申出を済ませておくと、例えばメールアドレスや生年月日などをもとに、法務局が住民基本台帳ネットワークを定期的に確認し、住所変更があった際には登記官が職権で登記変更を行います。ご本人にメールで了解をいただいた後での対応となるため、後からご自身で登記手続を忘れても、義務違反とされることがありません。 


 この制度の申出は、令和7年(2025年)4月21日から始まっており、義務化が始まる令和8年(2026年)4月1日以降も、自動的に登記が更新される仕組みです。将来的な手間や費用を削減できる非常に有効な制度です。

以下の表に、手続き方法と特徴を簡潔にまとめましたので、ぜひご参考になさってください。

手続き方法 主な内容 メリット
自己による申請 申請書+住民票などを法務局に提出 費用が少なくすむが、ご自身での手続きが必要です
司法書士への依頼 専門家が代行して書類作成・提出を実施 手間が少なく安心ですが、報酬がかかります
スマート変更登記 事前に検索用情報を申出し、法務局が職権で登記更新 申請忘れのリスクがなく、長期的に負担を軽減できます


マイホーム所有者が今すぐ確認・準備すべきチェックポイント

マイホームの登記に記載されているご自身の住所が最新のものか、まずご確認ください。引っ越しなどで住所が変わったにもかかわらず、登記が更新されていない場合、法務省のルールでは、変更日から2年以内に「住所等変更登記」を申請する必要があります(義務化は令和8年4月1日から)。

チェック項目内容対応時期
登録住所の確認登記簿に記載されている住所が現在と一致しているか確認今すぐ
未登記の場合の申請変更の申請期限は変更日から2年以内。忘れず申請期限内に対応
スマート変更登記の申出「検索用情報の申出」を行えば今後職権で変更登記が可能できるだけ早く


もし住所の変更後、登記をしていないまま時間が経過している場合も、制度の施行にかかわらず義務付けの対象となっており、令和8年4月1日以降の義務化開始に合わせ、令和10年3月31日までに登記を完了してください。

さらに、「スマート変更登記」のために必要な「検索用情報の申出」をまだしていない方は、早めに手続きを行うことを強くおすすめします。これによって、将来住所が変わった際にも、ご自身で申請をしなくても、法務局が職権で変更登記をしてくれますので、更新漏れや過料のリスクを回避できます。


まとめ

マイホームの住所変更登記義務化が間近に迫り、すでに家を所有している方にとってもこの制度は無関係ではありません。令和八年四月一日からは、住所を変更した場合は二年以内に登記をしなければならず、これを怠ると過料の対象となります。現在、登記上の住所と現住所に差異がないか早めに確認し、必要であれば速やかに手続きを進めてください。法務局の新たな制度も活用すれば手間や費用の負担軽減が期待できますので、不明な点は早めに相談しておくと安心です。


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