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家の住み替えで先売りと先買いどちらが良い?選ぶポイントや注意点も紹介

松本 親幸

筆者 松本 親幸

不動産キャリア27年

㈱フォローウィンドコーポレーションの
別称:大阪空き家・長屋買取センターです!

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家の住み替えを考え始めると、「先に家を売るべきか、それとも先に新しい家を買うべきか」と迷う方は多いものです。手順を間違えると、資金繰りや引越しの回数が増えるなど、思わぬ負担が発生することもあります。この記事では、「買い先行」「売り先行」というふたつの基本的な住み替え方法のメリット・注意点と、自分に合った判断ポイントを丁寧に解説します。住み替えを検討中の方は、ぜひ最後までご一読ください。


住み替えの基本パターンを理解する

家の住み替えには、「売り先行」と「買い先行」の二つの基本的な進め方があります。それぞれ進め方と特徴が異なりますので、ご自身の状況に合う方法を選ぶことが大切です。

「売り先行」とは、まず現在の住まいを売却して資金を確定させ、その後で新居を選ぶスタイルです。この方法は、売却金額を資金計画の基礎にできるため安心して進めやすく、有利な条件で売れやすいという特徴があります。一方で、売却から入居まで仮住まいが必要になるケースが多く、引っ越しが二度必要になる点には注意が必要です 。


もう一つの「買い先行」は、先に新居を購入してから現在の住まいを売却する方法です。この進め方では、納得のいく物件をじっくり選べるだけでなく、仮住まいや二度の引っ越しが不要で、引っ越しは一度で済むメリットがあります 。

ご自身はどちらの方法が気になられますか?資金計画や引っ越し回数など、ご自身の状況に合わせて考えてみてください。

進め方 メリット 注意点
売り先行 資金計画が立てやすい、安心感がある 仮住まいが必要、引っ越しが二回になる
買い先行 じっくり選べる、引っ越しは一回で済む ダブルローンの可能性、資金計画が不確定


売り先行のメリットと注意点

住み替えにおいて「売り先行」とは、現在お住まいの住まいを先に売却し、その売却資金をもとに新たな住まいを購入する方法です。

メリット 注意点 補足
販売価格を確定でき、資金計画が立てやすい 仮住まいや引越しが2回になる可能性あり 資金面で安心して次の物件選びが可能です。
住宅ローンのダブル払いを防げる 内覧対応に居住中は手間がかかる ローンの返済負担を軽減できます。
じっくり売却活動が可能 売却後に購入できず住まいがなくなるリスク 焦らずに売却交渉を進められます。

まず第一に、「売り先行」では売却代金が明確になるため、新居購入の資金計画を堅実に立てられるという安心感があります。住宅ローンも売却資金で整理でき、二重ローンのリスクが回避できますし、落ち着いて予算を設定できる点が大きなメリットです。 次に、自宅に住みながら余裕を持って売却活動を進められるため、納得のいく価格での売却交渉がしやすくなります。

一方で注意したい点として、売却完了後にすぐ新居が確保できなければ仮住まいへの転居が必要になり、引越しが2回になることで賃貸の敷金・礼金、引越し費用が重なり、結果としてコストが増加します。 また、売却中は居住したまま内覧対応をしなければならず、準備や片付けなどに手間がかかります。


買い先行のメリットと注意点

家の住み替えにおいて、「買い先行」とは、先に新しい住まいを購入し、その後で現在の住まいを売却する方法です。その特長として、まず新居を自分の納得のいくタイミングでじっくり探せることが挙げられます。気に入った物件を逃さずに購入できるため、住み替え後の満足度が高まりやすい傾向にあります。さらに、仮住まいが不要で、引っ越しを一度だけにできる点は、引っ越しの手間や余分な費用の負担を軽減してくれるメリットです。

一方で、「買い先行」には注意すべき点もあります。最大のリスクは、現在のお住まいの売却が思うように進まない場合、二重ローン(現在の家のローンと新居のローンの同時返済)という資金負担が発生しうることです。その結果、資金計画が崩れ、自己資金や追加の借入で補わなければならないこともあります。


こうしたリスクを軽減するために検討すべき方法として、つなぎ融資や買取保証、買い替え特約などの制度があります。つなぎ融資は、新居購入に必要な資金と売却資金とのつなぎを一時的に補う仕組みです。買取保証とは、売却が一定期間で進まない場合に、不動産会社があらかじめ定めた価格で買い取る保証であり、買い替え特約とは、新居購入契約時に現住居が売れなかった場合に契約を白紙解除できる特約を指します。これらを活用すれば、買い先行のリスクを抑えて住み替えを進めやすくなります。

項目内容
主なメリット新居をじっくり選べる・仮住まい不要・引っ越し一回
主なリスクダブルローンの負担・資金計画が崩れる可能性
リスク軽減策つなぎ融資・買取保証・買い替え特約など


どちらを選ぶべきか、自分に合った判断ポイント

住み替えの際、「先に売る」「先に買う」を判断するためには、ご自身の資金状況や望むスピード、住み替えに対する柔軟性などを明確に整理することが大切です。以下に主な判断軸を表にまとめました。

判断項目重視すべきポイントどちらに向いているか
資金余裕の有無自己資金が潤沢か、住宅ローンの二重払いが可能かどうか余裕があるなら「買い先行」、ないなら「売り先行」
住み替えのスピード希望物件がすぐ買える状態か、時間をかけても焦らず売却したいか早く引越したい・理想の物件があるなら「買い先行」、慎重に進めたいなら「売り先行」
売却の見通し対象地域の市場が売り手市場か、すぐ売れるかどうか売れやすければ「買い先行」も候補、売却に時間がかかりそうなら「売り先行」

例えば、現在住んでいる住宅のローン残高が多く、自己資金に余裕がない場合には、「売り先行」が資金計画をしっかり立てられるので安心です。売却代金をもとに新居の予算を逆算できますし、資金面の不安が少なくなります。

一方、気に入った物件に出会い、「どうしても手に入れたい」という強い思いがあるなら、多少の二重ローンを覚悟して「買い先行」に進む選択肢もあります。ただし、この場合は自己資金や住宅ローン審査に余裕があるかを必ず確認しましょう。


 さらに対象地域の不動産市況も重要です。売り手市場であれば「買い先行」でも早期売却が見込めるため有利ですし、売り手市場でなければ「売り先行」で計画的に進める方が安全です。

以上のように、資金状況、希望の住み替えスピード、市場の状況を比較しながら、ご自身に合った方法を選ぶ判断軸を整理することが、失敗しない住み替えの第一歩です。どちらの方法にするか悩んだ場合は、気軽にご相談ください。


まとめ

家の住み替えには「先に売る」「先に買う」の二つの方法があり、それぞれに特徴や注意点があります。安定した資金計画を重視するなら先に売る方法が安心ですが、仮住まいや引越し回数が増える点に注意が必要です。一方、先に買う方法はスムーズな引越しが可能ですが、ダブルローンのリスクも考慮しなくてはなりません。本記事を参考に、ご自身の資金状況や希望する住み替えタイミングを整理し、自分に合った進め方を選んでください。


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